ドコモ、au、ソフトバンクと同じように、テレビでCMをやっているmineoやUQモバイル、Yモバイルなどが格安simの会社です。
値段は1,500円ぐらいの似ていますが、実は使えるスマートフォンが限られていたり、サービス内容が違ったりするのできちんと調べてから乗り換えるようにしましょう。
そもそも、SIM(SIMカード)とは?
スマートフォンや携帯電話、モバイルルータなどで通話やインターネットをするのに必要なカードです。
厳密にいうとFOMAカードはSIMカードの一種なので違いますが、ドコモのFOMAカードと呼ばれていたものが近いイメージになります。
「音声通話SIM」と「データ通信専用SIM」がある
- 「音声通話のできるSIM」・・・090などの携帯電話番号で発着信・通話ができるSIM。
通常の電話やインターネットをしようしているスマートフォンの乗り換えならこちら - 「データ通信専用のSIM」・・・090などの番号は付与されるがその番号で発着信・通話ができないSIM。
「音声通話のできるSIM」に比べ「データ通信専用のSIM」の方が約半額ぐらいの月額費で提供されています。
格安SIMに乗り換える前に調べるポイント
- 使用したいスマートフォンはどのキャリアの回線が使えるか。
- 現在の電話番号を継続して利用する場合、MNP番号を発行しているか。
- メインは、通話か?インターネットか?
MVNOが提供している格安SIMの回線について
ドコモ、au、ソフトバンクから回線を借り受けて、音声通信やデータ通信のサービスを提供する事業者です。
ドコモ系格安SIMおすすめMVNO
一番多くのMVNO会社が提供している回線はドコモの回線です。
数多くどこの格安SIMを選んだらいいのか迷うほどです。
その中でも、比較的最低速度も遅すぎず、サービスも充実しているおすすめ格安SIMを紹介。
mineo
現在mineoでは、デュアルプラン(音声通話プラン)限定で、1,067円引き月額333円~のキャンペーンを行っています。
昼間など、回線の使用が集中される時間以外は安定した速度が出ています。
特徴
- 家族間だけなどの枠ではなく、mineoユーザー同士でパケットを分け合える
- 長く使うともらえる特典「ファン∞とく」や無料でパケットがもらえるおみくじがある
- ユーザー同士の意見交換や、その意見を取り入れてくれたりするコミュニティサイト「マイネ王」
特に、おすすめのサービスは余ったパケットをmineoユーザー全員へプレゼントすることができることです。このサービスを利用し半永久的に余ったパケットを繰り越すことも可能です。
実店舗も増加しているので、サポートも安心です。
楽天モバイル
ユーザーは多いですが、比較的に最低速度がそこまで遅くなくストレスを感じにくい速度がでます。
特徴
- おそらく、MVNO最安値の10分以内のかけ放題プラン
- 契約のデータ容量を使い切った後でも最大1Mbpsの速度
- 楽天での買い物がポイント2倍
3年契約、ダイヤモンド会員という少し厳しい条件をクリアできれば、980円~ から利用できます。これは安い!
実店舗も増加しているので、サポートも安心です。
LINEモバイル
スマホユーザーが当たり前のように使用しているSNSツールを提供しているLINEも格安SIMを提供しています。
特徴
- LINEは大手キャリア以外で、唯一、LINE年齢認証に対応。
- SNSツール(LINE,twitter,Instagram,Facebook,LINE MUSIC)の使用時にデータ使用量が消費しないプラン有り。
若い学生向けに特化されたようなプランが充実しています。
メインがSNSツール(LINE,twitter,Instagram,Facebook,LINE MUSIC)では無い場合は、少しサービスが弱い格安SIMです。
現在、ドコモのスマートフォンを使用しそのまま同じ機種を使用される場合や、家電量販店で販売されているSIMフリースマートフォンなどが利用できます。
docomo系の格安SIMは一番使える機種が多いので、機種選びに不自由しません。
au系格安SIM
格安SIMで現時点一番のオススメはauから回線を借りて提供しているMVNOです。
あくまで予想ですが、使える機種が少ない=利用者が少ないので回線の取り合いが少ないです。
UQモバイル
複数の速度比較をしているサイトで調べてみたところ、格安SIMの中でダントツで速度が早いのはUQモバイルでした。
12時~13時頃(お昼ご飯時)、朝、夕(通勤時間)は回線の使用が物凄く集中すり時間帯です。
その時間帯でも、ストレスなく速度が出る格安SIMです。
親会社がKDDI(au)なので、早くて当たり前なのかもしれませんね。
以下のような注意もされているぐらい、他のau回線を使った格安SIMより早いです。
携帯電話の大手が格安スマホ業者に通信回線を貸す際に、グループ内の業者だけ通信速度を速くすることを総務省が禁止する。
総務相の諮問機関、情報通信行政・郵政行政審議会から26日に受けた答申をもとに、電気通信事業法の省令を10月にも改正する。
2018年9月26日に発表
その他のau系回線提供MVNO
問題点
auはCDMA2000という通信方式を使用しているため、対応周波数が一致している必要があり、スペック表に記載された中に「au VoLTE対応」と記載があれば対応しています。
今までauで使用していた機種は問題なく使用できますが、au回線は少し特殊で使えるスマートフォンが限られます。
au VoLTE対応おすすめSIMフリースマートフォン
Zenfone 3
薄くて、軽くバッテリーの持ちも良くサクサク動くコスパに優れている大人気スマートフォン!
2万円台と価格も安いので、初期費用を安く抑えたい人向けです。
少し前の機種になるので、手に入れるならお早めに。海外版はVoLTEに対応していません。
国内版はこちら。
P20 lite
約3万円ほどの安価なSIMフリースマートフォンです。
背面についてるメインカメラの画素数が高い機種珍しくないですが、メインカメラ、前面カメラともに1600万画素というカメラ性能がとても高く、前面のインカメラの画素数が1600万画素もあります。
自撮りをよくされる方に特におすすめ!
P20 liteは見た目も機種名同じでも、au回線のSIMが使えるものと使えないものがあります。
種類は4種類。
au系のSIMを使う為に購入する場合は、UQモバイルで取り扱ってるものを選ぶと間違いありません。
UQモバイルでも取り扱っている機種なので、分割購入も可能です。
下記のバナーから購入されると最大13,000円のキャッシュバックがもらえます。
iPhone 6以降
iPhone6以降のiPhoneはau Volteに対応しています。
「iPhone SE」が他に機種に比べて、小さく持ちやすく価格も安いのでおすすめです。
iPhoneは一番多くの電波帯に対応しているので、SIMロックさえ解除されていればどこで購入しても使用できます。
キャンペーンのタイミングなどで変わってくるので、購入時に一番安く手に入るところで購入するといいでしょう。
ソフトバンク系格安SIM
著者はソフトバンク系の格安SIMをオススメしません。
理由として、
- ドコモ系やau系の格安SIMと比べると料金が割高
- 大元であるソフトバンク自体、アクセスの集中する時間は遅い。
※8時頃の梅田周辺でソフトバンクのモバイルルータよりも、mineoの回線の方が早かった。 - 使える機種が、ほぼソフトバンクから発売されている機種に限られる
ソフトバンク系のSIMをオススメするわけではないですが、
Y!モバイルのサービスは、店舗を構えていたり、かけ放題サービスがあったりと大手キャリアに近い充実したサービスを提供しているので有りだと思います。
新規契約で「P20 lite」や、「nova lite 2」が100円セールをしていたりするのでビギナーには挑戦しやすいキャリアだと思います。
格安SIMに乗り換える準備
電話番号を新しいものにするか、今使っている電話番号引き継ぐかを決める必要があります。
今までの電話番号を使わず新しい電話番号を利用する
そのまま新規で契約するでOKです。
今まで電話番号を利用し乗り換える場合
現在利用している携帯会社からMNP番号の発行を行う必要があります。
MNPの発行方法
- 「ショップで発行してもらう(家電量販店ではしてもらえない)」
めんどくさいですが一番簡単なのは、名義人本人が身分証明書を持ってショップへ行くことです。
土日祝は混むので、平日に発行だけしておくと乗り換えがスムーズに行なえます。 - 「電話で発行してもうう」
電話も簡単な部類に入りますが、平日でも時間帯によってなかなか繋がりません。 - 「ホームページで発行」
マイページへログインし、MNP発行の画面にたどり着ければ可能です。
キャリアによってはホームページで発行できなかったり、たどり着くのに困難なページの作り方をしている場合もあります。
MNP発行ルール
有効期限:発行後15日間
転出費用:2,160円
あくまで転出費用になります。発行費用は無料なので、発行だけしておいて他の会社へMNPしなければ費用はかかりません。
土日祝は混むので、平日に発行だけしておくと乗り換えがスムーズに行なえます。
最悪、乗り換えなくもいいとなった場合、そのまま放置で問題ありません。
メインは、通話か?インターネットか?
通話がメインの場合
10分を超える通話がメインの場合、今のキャリアのままで継続されることをオススメします。
今のところ、カケホーダイが可能な格安SIMは限られており、あったとしてもIP電話になるので通常の通話音質に比べ、音質が劣ります。
インターネット(データ通信)がメインの場合
格安SIMの「音声通話プラン」に乗り換えることをオススメします。
カケホーダイではない通話プランなのでかけた分だけ料金がかかりますが、あまりかけない場合はローコストになります。
滅多に電話をかけない、090などの番号で発着信しなくていいのであれば、「データ通信プラン」にすることで月額費を約半額ぐらいにまで抑えることができます。
友達などLINEでつながっている場合はLINE電話を使用し、通常の電話番号に掛ける場合は、月額0円の「050」アプリを使用することで解決します。
通話もインターネットもよく使う場合
ドコモやau,ソフトバクで通話プランのみの契約をした通話専用携帯と、
MVNOでデータ通信専用の格安SIMを契約したスマートフォンとの2台持ちをするか、
SIMが2枚入る(DSDS)シムフリースマートフォンを1台用意し通話専用のSIMとデータ通信用のSIMを入れ、1台で運用することでコストを抑えることができます。
著者は、このパターンで使用しているのでSIMが2枚入るDSDS対応のスマートフォン Zenfone5Zを使用しています。