メインのスマートフォンにメジャーアップデートの通知が来ても、アップデート後の不具合があったりするので尻込みしちゃいますよね。
僕もそうでしたが、まだまだ現役のZenfone3をZenUI 4.0対応にするにはAndroid8.0 Oreoへのアップデートが必要だったのでやってみました。
アップデート前の下準備
- Android8.0に非対応なアプリもあるので、自分の中で必須のアプリの対応状況を確認
- バッテリー残量は多めにしてからじゃないとアップデートできないので充電
- アップデート中(約40前後)は電話等ができなくなるので、連絡を取らないといけない時間は避けるか予備スマホを活用するのもオススメ
- バックアップ
バックアップのとり方
アプリ「アプリはバックアップ 復元 転送」を使用する。
もしくは、初心者には難しいけどアプリをまるごとバックアップできる「Helium」でバックアップを取りましょう。
使い方は、「helium バックアップ 使い方」でググると参考サイトがたくさん出てきます。
ホーム画面のスクリーンショットを撮っておくと、ウィジェットなどの配置を後で確認できるので便利です。
アップデート方法
「設定」画面もしくは通知から
「システムアップデート」
Android8.0にして変わったこと
ZneFoneシリーズ特有のZen UIの変更もありますが、Android8.0になったことでも大きくUIが変わりました。
ZenUI4.0にアップデート
特定のアプリを2アカウント使える「ツインアプリ」
「設定」→「拡張機能」
LINEやFacebook、InstagramなどのSNSツールを2アカウント使用することができます。
仕事とプライベートと使い分けて運用が可能になります。
緊急通報機能「ZenUIセーフガード」
「設定」→「拡張機能」
友達や家族に自分の居場所や安否を伝えることができます。
また緊急時には、電話番号を事前に登録しておくことで電話やSOSのメッセージを送ったり、緊急通報できるので、お子さんに持たせると安心な機能です。
メモリを使用して高速起動が可能になる「OptiFlex」
RAMを優先的に使い起動などの動作を向上させるための機能です。
ポケモンGoなど起動に時間のかかるアプリに威力を発揮します。
その他の追加機能
- ページマーカー
ウェブサイトを保存したり、テキストをハイライトできます。 - Game Genie
ゲームプレイ中に攻略を検索したり、メモリ解放機能を使って動作をスピードアップができます。
YouTubeなどへプレイ動画をアップする機能もあります。
設定画面が一新
Android 7.0の設定画面は縦に長かったですが、項目が13のグループにまとめられたので短くなりました。
電池持ちの改善
「Android 8.0 Oreo」で最も重要視されるのが電池持ちとパフォーマンスの改善です。
主にAndroid全体の動作が重くなると、バックグラウンドサービスに制限をかけられます。
電池残量のパーセント表示
機種によってすでに表示可能な機能ですが、電池残量のパーセント表示がAndroid8.0で正式な機能として扱われます。
ログイン情報自動入力機能
Chromeなどでは保存していたパスワードを自動で入力できるようになっていましたが、アプリ上でも自動入力が可能になりました。
Bluetooth用のコーデックが選択できる
OSレベルで「LDAC(エルダック)」、「aptX」、「aptX HD」をサポート。
「開発者向けオプション」の中にあります。
アプリの未読バッジ
GmailやLINEなどに未読がある場合、アイコンの右上にマークが付きます。
絵文字
新しい絵文字に変更され、プラス60以上の絵文字も追加されました。
アップデート後
アップデート後はしばらくの間、バックグラウンドで色々と処理が行われる為、動きが悪く感じたりバッテリーの消耗が激しい場合があります。
しばらくして改善されない場合は、初期化してから使用しましょう。
「設定」→「システム」→「リセット」→「データの初期化」
アップデートした感想
Android 7.0にアップデートした時に比べ、かなりサクサク感が上がりました。
Zenfone 4 MaxProよりもZenfone3の方が動きがいいです。
※ベンチスコアもアップデート前と比べて上がっています。
電池の持ちもいいですし、充電速度も上がった気がします。
アップデートに悩まれている方には、強くアップデートをおすすめします。
Zenfone5が発売されるタイミングでZenfone3は旧モデルになりますが、アップデートによって設定画面も見やすくなり、アプリごとに細かい設定できるようになったりしました。
今のところ不満はありませんし、価格も安く、手に入るうちに予備機を購入するか迷うほど、今までのAndroidスマホの中で一番のお気に入りの機種です。