2年ほど前からdocomo系格安simのmineoを利用していますが、時間帯によって使い物にならないぐらい遅いです。
いろいろな方がブログで、docomo系格安simを提供しているMVNO会社の通信速度の調査が出ていましたので、参考にしてみました。
※今回の記事では公式の表現は「帯域」ですが、わかりやすく表現を「回線」としています。
docomo系 格安simの現状
経験による体感ですが、朝の通勤ラッシュ時、お昼12:00~13:00頃は通常のサイトが見れないぐらいに遅いです。
モバレコの記事による下りの計測データによると、(東京都品川区にて)
朝(8:30)
最高速度「nuroモバイル D」6.51Mbps
最低速度「楽天モバイル」1.59Mbps
昼(12:30)
最高速度「NifMo」1.93Mbps
最低速度「mineo Dプラン」0.24Mbps
という計測データが出ています。
昼間は特にどこの格安simも速度が遅くて1Mbpsを超えているのは、
- NifMo
- LINEモバイル
- b-mobile 25GB定額
のみです。
パズドラのダンジョン入るにもロード待ちを起こします!
一応、mineoの場合は毎月のトラフィック情報や回線の増強がメールで配信されたりでユーザーのフォローはすごいです。
しかし、増強された直後は快適な速度を出しますが、半月もするとユーザーが増え回線の取り合いになるので元通り遅くなってしまいます。
料金も安いので動画をスムーズに見れるなど、大きな期待は持てませんが、普通の文字と画像だけのサイトぐらいは普通に閲覧できるぐらいにはしてほしいです。
au系格安simでも理屈は同じ
au系の格安simは、
- mineo Aプラン
- UQモバイル
のみです。
au系のsimは使える端末も少なく、人気がないのでdocomo系と違って回線が混んでいないだろうと思われがちですが、mineoの場合、docomo系のsimと同じぐらいの速度しかでません。
なぜなら、結局は借りている回線の量に左右され、MVNO会社も商売ですので、損益が合う分しか借りていないからです。
借りている回線のボリュームに余裕がない
簡単に言うと、
docomoの回線は人気があるから、契約数が多いから1000ユーザーが利用できる分の回線を借りよう。
↓
契約が思ったより多く、予定の1000ユーザー分確保に対し1000ユーザー以上が使用している。
もしくは、1000ユーザー分の回線に対して800ユーザーだが、一人あたり使用量が予想を超え、通信するタイミングが重なる時間帯は回線が混雑。
auの回線は少ないので300ユーザー分借りればでいいか〜。
↓
上と同じ。
契約数が多く、予想して借りている回線のボリュームでは追いつかないため起こります。
3大キャリアのdocomoやソフトバンク、auは回線だから遅くならないわけじゃない
回線の貸出主である3大キャリアであれば、遅くならないと思われがちです。
ですが、朝の8時30分前後に大阪の梅田駅でソフトバンクのモバイルルータにwifi接続し、サイトを開こうとしましたがタイムアウトを起こしました。
逆に格安simであるmineo Dプランであれば、サイト表示させることはできました。
結局のところ、利用者が多く集まるところはキャリアだろうが、MVNOであろうが回線の取り合いになり速度が出なくなります。
格安simは田舎に強い
上記に記載したとおり、人が多く集まる都会よりも人が少ない田舎の方が人が少ないので、快適な速度で利用することが出来ます。
まとめ
格安simであろうがキャリアsimであろうが、結局は人口密度の多いところでは速度は出ないと考えた方がいいでしょう。
また、「通信速度が遅い=パケットの消費も遅い」ので今から格安simを検討されている方は欲張らずに、3GBぐらいのプランからご自分の生活環境で試してから必要に応じて大容量のプランに変更をオススメします。
毎月繰越し、繰越しでこんなことになります。。。
絶対に速度が遅くなるのが許せないという方は、格安simは選ばない方がいいですが、少しでも安く抑えるならau Volteが使える機種を持っているならUQモバイルがいいんじゃないかと考えています。