ドコモで発売されているHUAWEI『P20 Pro』のTVCMが最近も流れ出しましたね。
先に海外でsimフリーで発売された機種のはずなのに、なんでドコモのCM?と思う方も多いと思います。
そこで、simフリー版(グローバルモデル)とドコモ版の違いをまとめました。
スペック比較
SIMフリー版 | ドコモ版 | |
OS | Android 8.1 | |
SoC(CPU) | HUAWEI Kirin 970 CPU (octa-core、4 x Cortex A73 2.36 GHz + 4 x Cortex A53 1.8 GHz) | |
RAM | 6GB、8GB | 6GB |
ROM | 128GB、256GB | 128GB |
MicroSDスロット | なし | |
SIMスロット | Nano-SIM + Nano-SIM(DSDV) | Nano-SIM |
サイズ | 155 x 73.9 x 7.8 mm | |
重量 | 180g | |
Felica(おサイフケータイ) | なし | ○ |
カメラ(背面) | トリプルカメラ ■40 MP (RGB、f/1.8 aperture、1/1.7インチ大型イメージセンサー、ソニーとファーウェイが共同開発したSONY IMX600、クアッドピクセル) + ■20 MP (Monochrome、f/1.6 aperture) + ■8 MP (Telephoto、f/2.4 aperture) 最高ISO感度102400 |
|
カメラ(前面) | 24 MP、f/2.0 aperture、supports fixed focal length | |
動画撮影 | 4K動画撮影対応、2160p@30fps、1080p@30/60fps、720p@960fps | |
顔認証ロック解除機能 | ○ | |
USB | USB Type-C 3.1 |
simフリー版とドコモ版の違い
SIMスロット
SIMフリー版のP20 ProはSIMカードが2枚入り、DSDV対応です。
しかし、ドコモ版ではSIMカードは一枚しか入らないようになっています。
ドコモがP20 Proを取り扱うというニュースを見た時、
「ドコモが他社の格安SIMを入れて同時に使えることができるデュアルSIM対応の機種を取り扱うの!?」
と思いましたが、そこは大手のドコモ、1枚しかSIMが入らない仕様に作らせましたね。
Felica(おサイフケータイ)
ドコモ版にはFelica(おサイフケータイ)機能が搭載されていますが、SIMフリー版にはありません。
おサイフケータイ機能が必要な方は、ドコモ版にしましょう。
格安SIM
ドコモ系SIM
ドコモ版、SIMフリー版ともに対応してます。
au系SIM
一部のバンドでは通信可能という情報もありますが、ほぼ使えていないようです。
au VoLTEには対応していないので通話は不可です。
ソフトバンク系SIM
ドコモ版はSIMロック解除をすれば利用可能。
SIMフリー版はそのまま利用可能。
カラー
SIMフリー版
- ブラック(Black)
- ミッドナイトブルー(Midnight Blue)
- トワイライト(Twilight)
ドコモ版
- ブラック(Black)
- ミッドナイトブルー(Midnight Blue)
トワイライト(Twilight)※ドコモ版だけトワイライトはありません。
価格
ドコモ版
SIMフリー版(グローバルモデル)
定価 | 103,680円 |
新規購入 | 98,496円(5,184円割引) 月額最大−3,321円×24回(総額最大 −79,704円) |
機種変更 | 103,680円 月額最大−3,321円×24回(総額最大 −79,704円) |
乗り換え(MNP) | 98,496円(5,184円割引) 月額最大−3,672円×24回(総額最大 −88,128円) |
白ロム | 69,400円~ |
なんと海外版のSIMフリー版よりも、国内のドコモ版の白ロム(新品未使用)の方が安くなっています。
ドコモ版にはない機能
ツインアプリ機能
Zenfoneにもある機能で、LINEやFacebook、InstagramなどのSNSツールを2アカウント使用することができます。
仕事とプライベートと使い分けて運用が可能になります。
Bluetoothテザリング機能
USBとWifiでのテザリングは可能です。
Bluetoothテザリングのみ使用不可になっています。
「通知で画面点灯」機能
通知がくると画面が点灯する機能です。
LINEやメールが来たら画面が点灯しておしえてくれるアレです。
この機能はあって当たり前、なんでドコモ版はなくなったの?と思う機能です。
LINEは来ても音かバイブでしかわからない状態になりますね。
ドロワー表示機能
Androidはよく使う必要なアプリだけをホームに並べ、それ以外は別でアプリ一覧の画面からアプリを開きます。
この別のアプリ一覧の画面がドコモ版にはないためiPhoneのようにインストールしたアプリが全部ホームにならんでしまいます。
PrivateSpace機能
ツインアプリのようにメインと別で専用のホーム画面を設定できます。
HiCareアプリ
Huaweiのサポートなどを受けるアプリです。
画面ロックのウィジェット
タップすることで端末をスリープできる機能。
スマートカバー機能
iPadのように磁力で手帳ケースの開閉でスリープができる機能
その他
これ以外にもあるかもしれません。
また、端末自体のアップデートでドコモ版でなくなった機能が復活したり、さらに削除されるかもしれません。
技適
当たり前ですがドコモ版は技適の問題はクリアされています。
しかし、SIMフリー版(グローバルモデル)は技適がありませんので国内ではある一定の条件を満たさないと原則利用することできません。