「paypay」が100億円キャッシュバックやクレジットカードの登録時にセキュリティコードの入力を何度間違えてもロックがかからない問題などで注目を集め、今までスマートペイをあまり知らないユーザーが少なからず知るきっかけになりました。
この騒動によりいい意味でスマートペイ提供各社の推進や、各お店側の意識が変わってきています。
そこで、勝手にiPhoneの販売価格高騰はおサイフケータイ機能も一つの原因じゃないか、価格を抑えるにはおサイフケータイ機能からQRコード決済へ移行すればいいのではないかと推測してみました。
iPhoneのおサイフケータイ機能がなくなる可能性
おサイフケータイの利用者数が少ない
FeliCa Networksの2018年6月の調査によると、全体の65.6%がFeliCa対応(おサイフケータイ機能付き)のスマートフォンを所有しておりその内、32.7%しか利用していません。
スマートフォンを利用している全体の約20%ほどが利用してることになります。日本の人口は約1億2千万人なので利用ユーザー数は約2万4千人です。
FeliCa Networksサイトから引用
シムフリー端末の普及
MVNOを利用してるユーザーが年々増加しており、それに合わせてSIMフリー端末の販売数も伸び続けています。
このSIMフリー端末は大半が海外メーカーのため、日本独自の機能であるおサイフケータイFeliCaを搭載しているスマートフォンの利用ユーザーが減っています。
サイフケータイ機能(Felica)の搭載コスト問題
おサイフケータイ機能はソニーが開発した非接触型ICカード『Felica』を機能を利用しています。
このFelicaを使って決済が可能にするシステムの開発費や、Felicaチップの費用、費用がかかるのか分かりませんがメーカーへのFelica利用料などのコストが発生します。
このコストは端末の生産コストに入ってきますので、その分販売価格が上がってきます。
最近のiPhone販売価格が上がっている要因はここにもあると思います。
しかし、QRコード決済であればアプリ側でQRコードを表示させるだけなので上記のコストはかかりません。
QRコード決済会社が増加
QRコード決済会社は『paypay』、『楽天Pay』、『LINE Pay』などが有名ですが、その他に飲食店だけが契約できる『日本美食』や今後伸びてくる『Amazon Pay』などアチラコチラで提供している会社が出てきています。
それに伴い、お店にQRコード決済システムを導入する代理店の勢いがすごいです。
QRコード端末0円での提供や、今なら決済手数料3ヶ月無料です。のようなキャンペーンが行われ続々と店舗への導入が開始されています。
QRコード決済とは?
スマートフォンで決済したいブランドのアプリを立ち上げて、お店でQRコードを読み取ってもらって決済ができます。
まとめ
経済産業省が東京オリンピックや大阪で開催される万博に向けてキャッシュレス社会に力を入れだしました。
噂では現金決済手数料みたいな話も出ていたりとか。
「お金おろさないとお金ないわ~」みたいなことも減りますし、『LINE Pay』の使えるお店であれば、みんなで割り勘もできたりとQRコード決済が一般的になれば便利になりますね。
今までスマートフォンでの電子決済はFelicaを利用したおサイフケータイがメインでしたが、Felicaが搭載されていないSIMフリースマートフォンの普及が増えていることもあって今後QRコード決済が主流になっていくと思います。