AQUOS sense3(SH-M12)はSDカードに対応したスマホですが、本体容量(ROM)が64GBしかないので大容量のSDカードでカバーすることでコスパのいいスマホになります。
しかし、SDカードとSIMカードが同じ場所でどちらかしか入れれない構造(排他式)なので、
「SIMカードを2枚挿れる」
もしくは、
「 SIMカード1枚+SDカード」
の組み合わせになってしまい、“通常であれば”SIMカード2枚+SDカードを同時に利用することが出来ません。
そこで、SIMカードを2枚入れながらSDカードを使用する方法を紹介します。
sense3のSIMトレイにフレキシブルケーブル延長SIMアダプタを使う
以前にZenfone3で試した方法と同じ方法になりますが、フレキシブルケーブル延長アダプタを利用します。
通常のSIMカードとSDカードを重ねるとSIMスロットに入り切らない厚みになってしまいます。
このケーブルを使用することで、厚みが薄いスロットでもSDカードと重ねてSIMスロットに入れることができます。
sense3のSIMスロット構造はひと工夫必要
ほとんどのスマホのSIMスロットは、SIMスロットにある小さな穴をピンで差してスロットを取り出す形状です。
しかし、sense3はピンがなくても爪で取り出せるSIMトレイになっているためフレキシブル延長SIMケーブルを使うには下から回して挟む必要があります。
↓上からケーブルを這わせてSDカードをいれるとこうなってしまい、這わせているケーブルが邪魔をするのでスロットが最後まで入りきりません。
そこで、SDカードの下に来る部分を下から挟むようにします。
↓裏からSIMトレイを撮影した写真
SIMの接点部分のフチが薄いのでSDカードで挟んだ状態を指で抑えながらスマホに戻すようにします。
この延長アダプタがすこしでもずれるとSIMカードの読み込みに失敗し、SIMカードを認識できなくなります。
うまくSIMスロットに戻せたら、スマホを起動してSIM2枚とSDカードが認識しているか確認してみてください。
電話番号が2つ表示され、上のステータスバーにSdカードが表示されていたら成功です。
延長したSIMケーブルの処理
延長したSIMケーブルを固定しないまま、ポケットやかばんに入れて持ち歩くとケーブルが切れてしまいSIMの紛失にもつながるので危険です。
背面のみのソフトケースや手帳型でもいいのでケースで挟むように固定することをおすすめします。
手帳型でもスマホを固定する部分がソフトケースならOKです。
しかし、ハードケースはSIMカード部分の厚みで浮いてしまうのでおすすめしません。
透明ケースでも使用上の問題は有りませんが、裏から見るとSIMとケーブルが丸見えなのでちょっと気になるという方は色付きのケースを使うといいですよ。
まとめ
SIMカード延長ケーブルは便利なものですが、SIMスロットに挟めるようにかなり薄いケーブルになっています。
きちんと理解して利用すれば特にトラブルは起きませんが、ケーブル自体の耐久性は低いのでちぎれたりする人も身近にいたので注意が必要です。
SIM延長ケーブルは安価で手に入り、商品到着まで時間がかかるものはまとめて予備と合わせて購入することをおすすめします。
↓のものが調べた限り最安です。Xiaomi用と書いてますがどの機種でも使えます。