SIMフリー版のAQUOS zero2(SH-M13)を購入レビュー

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以前から気になっていたAQUOS zero2のSIMフリー版がOCN モバイル ONEセールで57,700円(63,470円)で販売されていたので、思い切って購入してみました。

実際に実機を触って思ったことをレビューしたいとおもいます。

AQUOS Zero2

AQUOS zero2(SH-M13)開封

外観・パッケージ

最近のハイスペックスマホによくあるブラック系のパッケージです。
紙質はマットなブラックではなく少しザラつきのある高級紙っぽい素材でした。

AQUOS Zero2箱表面
AQUOS Zero2箱裏面

本体

AQUOS Zero2は背面はガラスではなく樹脂パネルですが、側面をマグネシウム合金フレームで強度を出しながら軽量化を優先したボディです。

背面が光の当たり方でグラデーションっぽく見えてかっこいい!

AQUOS Zero2 表面
AQUOS Zero2 表面
AQUOS Zero2 裏面
AQUOS Zero2 裏面

付属品

保証書とクイックスタートガイド(説明書)、イヤホンジャックが搭載されていないのでUSB TypeCからイヤホンジャックに変換するケーブルがついています。

AQUOS Zero2 付属品

触ってわかったAQUOS Zero2の良いところ

CPUはSnapdragon855、メモリ8GB、ROM(本体容量)256GBとハイスペックな部分は他のスマートフォンでもありえる部分ですが、実際にAQUOS Zero2を触ってみて自分的に「これは良い!」と思った点を紹介。

とにかく軽い!

世界最軽量をうたっていたこともありめちゃくちゃ軽い!

公式スペックでは約141gと記載されていましたが実際に測ると141.3gなので間違いありませんでした。

AQUOS sense3も所持していますがzero2よりも小さいのに26g重いので、zero2を持ったあとにsense3を持つとズッシリ感を感じるほどです。

AQUOS zero2 重さ計測

ケースをつけなくても滑りにくい

iPhone 4やsense3など背面がアルミのスマートフォンを使用したことがある方はわかると思いますが、背面がサラサラしているスマートフォンは滑って落としやすいのでTPUケースなど何かしらのケースをつけないと怖いですよね。

でも、AQUOS Zero2は背面はアルミのようなサラっとした感じではなく、ガラス背面と違った指が張り付くように感じる表面になっているのでケースをつけなくても滑り落とすことはなさそうです。

楽天SIMにも対応したDSDVデュアルSIM

楽天公式サイトにも記載されていますが、AQUOS zero2は『楽天モバイル UN-LIMIT』のSIMにも対応したDSDVデュアルSIMスロットを搭載しています。

AQUOSzero2楽天 UN-LIMITSIM対応

DSDV対応なのでau、UQモバイルのSIMにも対応しています。

対応バンド

■LTE
B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B11 / B12 / B13 / B17 / B18 / B19 / B20 / B28 / B38 / B39 / B41 / B42

■3G
B1 / B2 / B4 / B5 / B6 / B8 / B19

FOMA SIMにも対応

FOMA SIMを挿すとそのまま通話は利用できますが、SMSが利用できないので少し設定を触る必要があります。

通話アプリを開き「##4636##」と入力して発信。
表示された設定画面から携帯電話情報を選択、「優先ネットワークの種類を設定」から「LTE/WCDMA」を選択し最後にスマートフォンを再起動。

FOMA SIMを挿している方のアンテナに✕がついていますが、4G(LTE)に対応していないという表示だけなので気にしなくてOKです。

おサイフケータイ(Felica)対応

やっと、求めていたおサイフケータイ(Felica)とデュアルSIMに対応したハイエンドCPUのスナドラ800シリーズ搭載のスマホがAQUOS Zero2です。

サイフケータイ(Felica)とデュアルSIMに対応したミドルレンジ、エントリークラスのスマホはそこそこ発売されていましたが、ハイエンドのCPUが搭載されたスマホがずっと発売されていませんでした。

Paypayなどのバーコード決済が主流になりつつありますが、QRコードをわざわざ表示させること自体がめんどくさいと思っている自分は、タッチするだけで決済できるEdy派です。

防水・防塵

お風呂防水対応のIPX5/8と防塵(IP6X)に対応。

メーカーがお風呂でも防水対応って公式サイトで謳っているのは珍しい気がします。
記載されているメーカーサイトのページ

AQUOSzero2 防水(IPX5/8)・防塵(IP6X)に対応。

顔認証が優秀

ホームボタンを押して、スマホの画面を表示させると顔認証のマークが出て、1秒~ぐらいのロックが解除されるラグがあるパターンが多いと思いますが、

Zero2の場合は顔認証がめちゃくちゃ優秀で、ロック画面が一瞬出るか出ないかぐらいで「いつ認証してるんの!?」と思うぐらいレスポンスがいいです。

AQUOS Zero2の残念だったところ

指紋認証が遅い

AQUOS Zero2 指紋認証

Zenfone3からずっとZenfoneシリーズを使用していたのですが、zenfone系の指紋認証の認証時間はほぼ0秒に近い感覚でロック解除されていました。

AQUOS zero2は顔認証は優秀ですが、指紋認証がものすごく遅い!
体感速度1~2秒ぐらいかかってる気がする。

画面内で指紋認証することが認証を遅くする原因?なのかなぁと勝手に思っていますが、濡れていても指紋認証できるメリットはあります。

通常、指紋センサーは濡れていると認証できないのでそこは良いところ。

認証精度がよく無いようでよく失敗するので、同じ指を2回登録することでマシになりました。

バッテリーの持ちは微妙

バッテリー容量は3,130mAhです。
他の製品と比べてバッテリー容量が多いわけでもなく、少ないわけでもないんですがCPUのせいで?あまりバッテリーの持ちは良くない感じがします。

ハイスペックスマホなので、処理の重たいゲームをする目的で購入する方も多いと思いますが、ゲームなどをすると1日持ちません。

自分はゲームはほぼせず、LINEなどのSNSとネットサーフィン、仕事で使っているメール受信通知の頻度が高いGmailで朝80%→夕方20%って感じでした。

使い始めのバッテリーなので、しばらく使用することで活性化されたバッテリーになれば多少バッテリーの持ちは良くなってくると思います。

ちなみにドコモ版などのキャリアのAQUOS zero2と違い、SIMフリーのSH-M13はキャリアが勝手に入れている消せない不要なアプリが入っていないため少しバッテリーの持ちはマシです。

ディスプレイの自動明るさ調整が敏感

周りが暗いと画面も暗く、周りが明るいと画面も明るくなる自動調整機能がありますが、こいつが敏感すぎです。

ちょっと下向いてスマホを見ると部屋の照明の明かりを頭で遮る形になりので、スマホのセンサーも反応して画面が暗くなってしまい、見えづらいです。

明るい屋外に出たときに画面が明るくなってくれる分には助かるんですが、画面が暗くなる方は不要なので自動調整はOFFにしています。

イヤホンジャックが無い

イヤホンジャックが無いのでBluetoothで接続できるワイヤレスイヤホン、ヘッドホンを使う。

もしくは、付属しているTypeCからイヤホンジャックに変換するコードを使用して有線イヤホンを使うことになります。

厚み、重量を減らすための工夫かと思いますが有線派にとってはちょっと煩わしいですね。

外部メモリ(SDカード)は非対応

SDカードスロットが無いので外部メモリは非対応です。

本体自体の保存容量は256GBあるので、動画や音楽をよっぽど溜め込まない限りSDカードの出番は逆にないと思います。

まとめ

書いた内容を読み返してみるとAQUOS zero2の良いところより残念なところの数が多くなっていますね。

でも、自分的には残念なところよりも良いところが自分にとって優先度の高いポイントでした。

CPUとメモリがハイスペックでおサイフケータイ(Felica)、デュアルSIM(DSDV)、防水・防塵に対応してくれていれば他は妥協できるので満足な機種でした。

生産が終了してるっぽいので欲しい方はお早めに!

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