3月15日からイーモバイルが最大下り75Mbpsの通信速度が出るLTEのサービスを開始しました。
ドコモからもXiというサービス名でLTEの通信サービスをしていますが、この通信技術と同じものです。
現在日本のキャリアでLTEの技術を採用しているのはNTTドコモとイーモバイルのみになりますが、値段の差やエリアの違いなどが気になったので比較してみました。
料金の比較
キャリア |
月額料金 |
違約金 | ||
~2012/4/30 (Xiスタートキャンペーン) |
2012/5/1~2012/9/30 (Xiスタートキャンペーン2) |
2012/10/1~ |
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イー・モバイルLTE |
3,880円 |
10,800円~38,400円 |
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ドコモXi パケーホーダイフラットにねん |
4,410円 | 4,935円 | 5,985円 |
9,975円~26,880円 |
ドコモはXiの発売当初は「Xiスタートキャンペーン」を行い基本料金を値引きし、「Xiパケ・ホーダイ フラット」を2012年4月末まで4,410円で5月1日から5,985円に戻す予定でしたが、2012年5月1日~2012年9月30日まで「「Xiスタートキャンペーン2」という割引サービスを開始し、基本料金から1,500円値引きした月々4,935円で使用できます。
でも、結局2012年10月1日からは今のところ正規の価格に戻るので5,985円になります。
イーモバイルの場合は最初からずっと3,880円なので価格ではイーモバイルの方がどの時期でも安いです。
サービスエリア比較
イーモバイル LTE
2011年度末:40%
2012年度末:70%(東名阪主要都市:99%)
ドコモ Xi
2011年度末:25%
2012年度末:60%
契約期間が2年の縛りがあるので最低2年契約するとします。
ドコモのLTE拡大のためのインフラの整備は2〜4年以上かかると噂されているので、2年後に乗り換えるとすれば今のところイーモバイルのLTEの方がいいと思います。
イーモバイルがなぜ後からLTEのサービスを開始したのにエリアの拡大が早いかというと、既存のイーモバイルのアンテナをそのまま使用しLTE対応にすることができるからという話を聞きました。
しかし、ドコモのXi(LTE)のアンテナは既存のFOMAのアンテナは使用出来ず新たに立てる必要があるのでエリア拡大に時間がかかっているということらしいです。
XiのLTEのエリアは首都圏や大阪の市内周辺など、ある程度都市の狭い範囲ぐらいのみでその他のエリアはFOMAのエリアになってしまいます。
L-09C(Xiデータ端末)はFOMAのエリアでは下り最大7.2Mbpsまで落ちますが、イーモバイルのGL01Pはエリア外でも下り最大42Mbpsです。
しかし、FOMAのエリアは少し遅くなるといっても確実に広いのでエリア重視で行く場合はXiの方がお勧めです。
使用する地域などが決まっていてイーモバイルのアンテナが入る範囲ならイーモバイルの方がコストパフォーマンスは確実にいいと思います。