遂にSONYのスマートフォンXperiaシリーズからおサイフケータイFelica搭載、DSDV対応デュアルSIM対応の国内版SIMフリーXperiaが発売決定しました。
公式サイトプレスリリースページ
しかも、なんと3機種の発売が決定しています。
各機種のスペック、価格比較などをわかりやすく紹介します。
情報が多いので目次のリンクから好きな情報を選んで読んで見てください。
発売される国内向けSIMフリーXperia 3機種
発売される機種は、
Xperia 1 II (XQ-AT42)
Xperia 1 (J9110)
Xperia 5 (J9260)
の3機種です。
『Xperia 1 II (XQ-AT42)』の主な特長
5G対応
60回/秒のAF/AE演算を行うコンティニュアスAFを可能にし、それにより世界で初めてAF/AE追従最高20コマ/秒の高速連写を実現し、ZEISS®(ツァイス)レンズを新規採用したトリプルレンズカメラと3D iToFセンサーを搭載したカメラ。
劣化の少ない画質調整が可能となるRAW(DNG)形式での撮影にも対応。
アスペクト比21:9、約6.5インチの4K HDR対応有機ELディスプレイ(3840×1644ピクセル)。
おサイフケータイ®対応
デュアルSIM(DSDS/DSDV対応)
防水防塵対応
イヤフォンジャック対応
ワイヤレス充電
『Xperia 1 (J9110)』の主な特長
アスペクト比21:9画面を採用。
4K有機ELディスプレイと瞳AF対応のトリプルレンズカメラを搭載。
おサイフケータイ®非対応
デュアルSIM(DSDS/DSDV対応)
防水防塵対応
『Xperia 5 (J9260)』の主な特長
『Xperia 1』の体験を、本体幅約68mmのハンドフィットサイズに凝縮。
おサイフケータイ®対応
デュアルSIM(DSDS/DSDV対応)
防水防塵対応
SIMフリーXperiaスペック、価格比較一覧
各スマートフォンを一覧でまとめました。
比較して優れているところを青文字、劣っているところを赤文字で記載しています。
Xperia 1 II (XQ-AT42) | Xperia 1 (J9110) | Xperia 5 (J9260) | |
---|---|---|---|
発売予定 | 10月30日 | 8月28日 | 8月28日 |
価格(税込) | 136,000円 | 86,900円 | 75,900円 |
ディスプレイ | 約6.5インチ 有機EL、4KHDR 3840×1644(21:9) | 約6.5インチ 有機EL、4KHDR 3840×1644(21:9) | 約6.1インチ、 有機EL、フルHD+HDR 解像度不明(21:9) |
CPU | Snapdragon 865+ | Snapdragon 855 | Snapdragon 855 |
メモリ(RAM) | 12GB | 6GB | 6GB |
ストレージ(ROM) | 256GB | 128GB | 128GB |
外部メモリ | microSDXC(最大1TB) | microSDXC(最大512GB) | microSDXC(最大512GB) |
バッテリー容量 | 4000mAh | 3200mAh | 3140mAh |
本体サイズ | 約166×72×7.9mm | 約167×72×8.2mm | 約158×68×8.2mm |
重さ | 約181g | 約178g | 約164g |
カメラ | 約1220万画素、F1.7(標準) 約1220万画素、F2.2(広角) 約1220万画素、F2.4(望遠) 3D iToFセンサー | 約1220万画素、F1.6(広角) 約1220万画素、F2.4(望遠) 約1220万画素、F2.4(超広角) | 約1220万画素、F1.6(標準) 約1220万画素、F2.4(望遠) 約1220万画素、F2.4(超広角) |
インカメラ | 約800万画素、F2.0 | 約800万画素、F2.0 | 約800万画素、F2.0 |
SIM | デュアルSIM(DSDV) | デュアルSIM(DSDV) | デュアルSIM(DSDV) |
おサイフケータイ (Felica) | 対応◯ | 非対応✕ | 対応◯ |
生体認証 | 指紋認証(側面) | 指紋認証(側面) | 指紋認証(側面) |
防水防塵 | 対応◯、IPX5/8、IP6X | 対応◯、IPX5/8、IP6X | 対応◯、IPX5/8、IP6X |
NFC | 対応◯ | 対応◯ | 対応◯ |
イヤフォンジャック | 対応◯ (4極ヘッドセット〈CTIA規格準拠〉対応) | 非対応✕ | 非対応✕ |
ワイヤレス充電 | 対応◯ | 非対応✕ | 非対応✕ |
ワンセグ/フルセグ | 非対応✕ | 非対応✕ | 非対応✕ |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax | IEEE802.11a/b/g/n/ac | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
Bluetooth | ver.5.1 LDAC対応◯ | ver.5.1 LDAC対応◯ | ver.5.1 LDAC対応◯ |
USB | USB Type-C | USB Type-C | USB Type-C |
対応バンド | 5G:n77、n78、n79 4G:1、3、4、5、7、8、12、13、17、18、19、21、26、28、38、39、40、41、42 | 4G:1、2、3、4、5、7、8、12、13、17、19、20、25、26、28、29、32、34、38、39、40、41、46、66 | 4G:1、2、3、4、5、7、8、12、13、17、19、20、25、26、28、29、32、34、38、39、40、41、46、66 |
カラー | フロストブラック、パープル、ホワイト | ブラック、パープル | ブラック、グレー、ブルー、レッド |
3機種の中でオススメの機種は?
同時に3機種の発表があったので、自分はどれを選んだらいいのかな?
と迷いますよね。
「Xperia 1 II (XQ-AT42)」を選んでおけば、他に機種より劣っているものはないですが一番安い「Xperia 5」に比べて約2倍ほどの高価格な機種になってしまします。
そこで、この機種はこんな人におすすめをまとめてみました。
安くておサイフケータイ、デュアルSIMを使いたい人向け
69,000円前後で購入できるXperia 5がおすすめです。
おサイフケータイ®、デュアルSIM(DSDS/DSDV)、防水防塵に対応しているので一通りの機能は持っています。
また、3機種に比べて一番安いからといってCPUの性能が低くなくSnapdragon 855を搭載しているので安価なスマートフォンと比べてCPU性能も段違いです。
他の機種に比べて良くない点は、画面の解像度、ストレージ、バッテリー容量ですが、
ストレージは必要に応じて外部メディア(MicroSDカード)でカバーすれば良いですし、バッテリー容量が少ない分本体が軽くなるメリットがあります。
おそらくMicroSDカードとSIMのスロットは排他式なので、通常はデュアルSIMとSDカードは同時に利用できません。
しかし、SIMエクステンダーを利用すると同時に使用できるようになります。
おサイフケータイ機能はいらないけど、そこそこのスペックがいい
SIMを2枚使いたいけど、おサイフケータイを重要視していないという方はXperia 1がおすすめです。
「Xperia 5」に比べて1万円アップするだけで、ディスプレイ解像度が高解像度の4Kに対応、ストレージが128GBになります。
「Xperia 1 II」に比べて劣っている点
Xperia 1 II | Xperia 1 | |
---|---|---|
CPU | Snapdragon 865 | Snapdragon 855 |
メモリ(RAM) | 12GB | 6GB |
ストレージ(ROM) | 256GB | 128GB |
外部メモリ | microSDXC(最大1TB) | microSDXC(最大512GB) |
バッテリー容量 | 4000mAh | 3200mAh |
おサイフケータイ (Felica) | 対応◯ | 非対応✕ |
イヤフォンジャック | 対応◯ | 非対応✕ |
ワイヤレス充電 | 対応◯ | 非対応✕ |
Wi-Fi | IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax | IEEE802.11a/b/g/n/ac |
5G | 対応◯ | 非対応✕ |
「Xperia 1 II」より劣っている点は以外と多いですが、気にするほどの点はなく「Xperia 1 II」が“超”ハイスペックなだけです。
「Xperia 1」のスペックが他のスマートフォンと比べて低いというわけではありません。
「Xperia 1」でも十分ハイスペックです。
Xperia 1 IIを選ぶ人
とにかく“ハイスペックを求める人”です!
おサイフケータイ機能がほしい
SDカードは使いたくない
イヤホンジャックはほしい
ワイヤレス充電機能もほしい
5Gにも対応してほしい
という、超欲張りが盛り込まれた機種が「Xperia 1 II」です。
お金に余裕がある人はこの機種を選んでおけば間違いないでしょう。
気になる点は、CPU(Snapdragon 865)がどのぐらい発熱するかですね。
熱を持ちすぎると、処理速度の低下やOSが自己防衛のためにシャットダウンしたりします。
まとめ
SHARPが国内向けに同じような機種を出してきたのでSONYも焦りだしてきたのかもしれません。
実際はどうかわかりませんが、SONY以外の国内メーカーも家電のようにキャリアを通して購入しないでいいようになってきそうですね。